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Leuchtenbergia principis【レウクテンベルギア・プリンキピス/和名:晃山】

目次

我が家の植物紹介【サボテン科編】

【サボテン科・レウクテンベルギア属】

:◎ :乾燥気味 開花時期:夏 原産地:メキシコ

属名Leuchtenbergiaは、ドイツのロイヒテンブルク(Leuchtenberg)公に敬意を表して命名し、種小名principisは、プリズム(prism)に由来しているそうです。また、いっけんアガベにも見えることから別名「アガベ・カクタス」とも呼ばれています。レウクテンベルギア・プリンキピスは一属一種で、レウクテンベルギア属にプリンキピスしか発見されていないそうです。フェロカクタス属と遺伝的には近縁で、フェロカクタス、アストロフィツム、エキノカクタスなどの他の属と交配が可能です。

※交配…受粉することで種子(次世代遺伝子)をつくる。例:フェロカクタス✖️レウクテンベルギア=フェロベルギア(Ferobergia)

参考資料:サボテン全書(パワポン・スパナンタナーノン 著)/カクタスハンドブック 原種サボテンを楽しむ(山本 規詔 著)】

プリンキピスの魅力

プリンキピスの魅力とはなんといっても、別名「アガベ・カクタス」と呼ばれるように、他のサボテンには見当たらないこのフォルムではないでしょうか。そんなプリンキピスの刺は青灰色の肌の先端にあります。刺事態に硬さはなく、すぐに折れたりしてしまうため、鉢の移動の際には注意が必要です。また成長するにしたがって葉の先端(刺付近)が枯れたような趣になり、プリンキピスの魅力がいっそう際立ちます。
昔から日本の愛好家の間では、親しまれた種のようです。現在は、実生株や、種も比較的手に入りやすく、もともと強い種でもあり日本の環境で育った株も多いので育てやすいです。
基本的には、子を吹かないそうですが、時たま子を吹き群生するタイプもいます。(自分はまだ、写真でしかみたことないです!)

育て方

-基本的な成長環境-
光:◎ 強い陽光を好みます。受光量がたりないと葉にダメージがでるのでできるだけ光に当てた方が良いです。
水:乾燥気味。
土:水はけの良い土壌を好みます。(原産地のメキシコは石灰岩土壌で保水性が低い土地です。)
耐寒性:普通。(最低気温3~5℃)

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それでは、プリキンピスの基本的な成長間環境を踏まえた上での我が家での育て方をご紹介します!
・成長期(4月〜7月/9月〜10月)…水は、鉢底から水分がでるまでバシャバシャ
あげる。光にもガンガン当てる。(8月前後はちょっと遮光。)

・半休眠(12〜3月)…水を徐々に減らす期間。光にはできるだけあてる。


・休眠期(12〜3月)…水は土の表面湿るくらい。鉢の1/5程度の水量。光にはで

きるだけあてる。

・半休眠(3月〜4月)…水を徐々に増やす期間。光にはできるだけあてる。


※休眠期・梅雨以外はほぼ屋外。

ん??3月と4月かぶったり、11前後ってどう意味なん?

ゾウ魚

生き物の成長はグラデーションなの!はっきり月で分けることはできないのね。。しかも、その年どしの温度変化によっても成長期〜休眠期の日程は多少変化するのね。

なるほど!そうか、ある程度環境をコントロールしているとはいえども、自然(生き物)が相手だから、そこは臨機応変に対応していかなくちゃいけないんだね。

ゾウ魚

そのとうりなの!
そいじゃ、光・水のことついて詳しくみてみるの!
先に成長期の話なのね。

光のこと・水のこと

我が家のベランダ平面図

①…朝日から夕日まで(西日)まで当たる場所。
②…昼から光が当たりだし西日も当たる場所。
③…昼から光が当たりだすが、西日がメインの場所。30%程度遮光している場所。

・水やり直後と長雨(梅雨)以外は、基本的に①の一番長く光の当たる場所にいます。ただし、水やり直後に①の場所にいると、鉢内が煮えるんですね。我が家は黒プラ鉢を愛用してるので、長時間、日に当たるとなるとかなり鉢内が高温になり蒸し風呂状態になるため水やり直後は①の場所を避けて①と②の間ら辺の半日陰にいます。
あとは、梅雨明け休眠期あけの植物たちに①、②の午後の日差しは強すぎるので午前中は①、午後は③とかにして徐々に日差しに慣らしつつ水の量を増やしてゆきます。詳しくいうと、水と葉焼けは関連していて、体内に水分量が少ないと葉焼けを起こしやすいんですね。あと、梅雨と休眠明けはちょうど時期的に日差しの感じがすこぶる変化します、すごく光線が強くなりますね、日照不足と水分不足の株にいきなりそんな光線を当てれば葉焼けを起こすのは必須なんですね。ということで、徐々に徐々に日差しに慣らしてゆきます!(梅雨明けと休眠明けには結構神経つかうイメージです!!)

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自生地の環境と自分の家の環境を見比べてどこの場所が一番ベストか考えて行動したら、元気に育ってくれるんじゃないかなって思ってます!時には失敗もありますが…失敗から学ぶことも多いのです!

休眠期のこと

11月前後(半休眠)から夜は室内に入れたり、入れなかったり徐々に休眠に向けて準備。
我が家の場合、休眠といっても完全に休眠には入らないんじゃにかと思います。室内だとある程度暖かいし、晴れの日は、日差しが室内にかなりはいるので、日中の室温が20℃前後まであがります。なので我が家では完全断水はおこなわないです。とはいっても、成長期ではないので根っこは水を成長期ほど吸い込んでくれませんので、イメージ的には根っこを湿らす程度水やりします。(水は土の表面湿るくらい。鉢の1/5程度の水量。を月1〜2回ほどあげます。)
あとは、風!!空気の循環!!とっても大事です!特に室内環境にいる間はとても気を使います。室内は密閉空間なのでサーキュレーターを使って空気の循環をしてあげます。自然環境って常に空気って動いてますよね。しかも自生地では風がビュンビュン吹いているところも多いので空気を動かすことは必須かなと思います!カビ予防にもなるんです!

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休眠期の対応については、栽培環境によるところが大きいので一概に正解不正解はないとおもいます!ただ空気の循環は本当に重要なので、サーキュレータの導入をオススメします!

成長記録

ここでは成長記録ややらかしたこと…などなどのご紹介です!とはいってもプリンキピスは2021.2月に我が家に来たばっかなので、あまり書けることも少ないのですが…と思ったらやらかしてしまいました!なにをやらかしたかというと、仕事から3日ぶりに戻ったらプリンキピス大胆に傾いていました!

傾き発見直後のプリンキピス

ちょっと写真では、わかりにくいかもしれませんが…肉眼+気持ちでは45度くらい傾いて見えました!稜(突き出てるとこ)の部分触ってみるとふにゃふにゃ…。正直あせりました!根腐れ…?嫌なワードが頭をよぎり若干のパニックにもなり、とりあえず1日ねかすことに。焦って行動してもいいことはないです。
次の日、
とにかく観察!点呼ばりに叫びながら確認しました…笑

匂い…大丈夫!!株の色…きれい!はり…ふにゃふにゃ!鉢の重さ…軽い!劇的に軽い!!
………?軽い?笑 水がたりてないですっっ!
とにかく水をバシャバシャと投入!

6日後のプリンキピス

6日後復活!!
いや〜とっても焦りました!!ほんと水やりって難しいですよね…サボテンは多湿は苦手だけど、決して水のこと嫌いではないんですよね。そこんとこよくみやまっちゃうんです…。
そしてよくよく考えてみたら、約2週間ほど水やってませんでした。。。簡単に今までの流れをかきます!

・水やり→約4日間(晴天)➕ 約3日間?(曇りor雨(梅雨入り宣言))➕ 約7日間(晴天or曇り)=合計2週間=プリンキピス傾く!
             
・プリンキピス傾く!→観察点呼→水やり→6日後→復活!!


…となりました。どう考えても、水やらなさすぎでした。
今回は大事には至りませんでしたが、もし根腐れだったたら水やるのは逆効果なので、そこんとこ要観察です。手っ取り早いのは引き抜くのが一番ですが、今回は見た目だけで原因が分かったのでよかったです!

と、いうことで今回はサボテン科レウテンベルギア・プリンキピスの紹介でした!
読んで頂きありがとうございます!

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最近問い合わせフォームというものをつくってみました!
こんな植物育てないの?これはどう育てているの?ここもっと詳しく知りたい!などなどお気軽に質問いただけたら嬉しいです!

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