花が咲くとやっぱり嬉しいものですよね。うまくいけば種を採取できて楽しみも増えます!夢も広がります!
そして何より、毎年記録をとっておけば成長(健康)の基準点にもなってくれるわけです。
2月
Euphorbia polygona(ユーフォルビア・ポリゴナ)


今年の一番手はポリゴナです。開花写真は撮り忘れました。。。。2月に入った時点で蕾が膨らみ始めました!
ただ変なんです。自分の家ではこの時期の開花は早すぎるんです。
疑問に思って水やりカレンダーを見てみると、1月.2月の間、水やりの合計回数2回。ただ暖かい日も続いて、一回の水やりの量が多かったんですね。普通に水やり(鉢底から水が出るぐらい。)したんですね、1.2月にこの量の水やりは多過ぎです。なぜなんでしょう….今思うと意味不明ですが…..わかっているのに時々意味不明な行動しちゃいがちです。
そしていざ、植え替えをしたら根っこでやらかしていました!白カビです。。そりゃそうだってなりました。成長期でもないのに必要以上の水をやったんですから。。。鉢の中が多湿すぎてカビが発生したんですね。そもそも12月の時点でかなり水をしぼっている状態なのに…….仮に、目覚めさせるとしても徐々に水の量や回数を増やすのに、ほんと意味不明な行動をしてしまいました!

被害は大きくなかったので、水量強めシャワーで流してカビを落とし、殺菌剤(べニカX)を振りかけたのち植え替えしました。
※カビを根から完全に落としきるのがなにより大事です!カビのでた鉢は使い回さないほうが安全です。使う場合は、しっかり殺菌(煮沸消毒・ハイターなどなど。)したほうがいいです。使う使わないは自己責任かなと思います!
話が逸れました!花についてちょっと話そうと思います。
ポリゴナは雌雄異株(しゆういしゅ)なので、雄花がつく株と雌花がつく株があります。写真のポリゴナは、雄花がつきます!なので雄株です。もし自家受粉、他家受粉をしたいなってなったら、雄株と雌株が必要になります。花が咲いてやっと雄雌見分けれます。ただ購入するときに、花が枯れた状態でもついていたら見分けられる可能性はあります!そん時はラッキーなんです。
ポリゴナの雄花枯れちゃっていますが写真一応のせておきます!

雄花には花粉がついてます。ポリゴナの雄花はクリムソン色。
Thelocactus rinconensis【テロカクタス・リンコネンシス】


合計4つ花を咲かしてくれました!トゲに囲まれてかなり窮屈そうです。。
開花後は、陽が当たり出すと花が開き、陽が落ちると花を閉じます。我が家のリンコネンシスは、長く咲く花だと一つにつき4日間咲き続けてくれました。
リンコネンシスは雌雄同体(しゆうどうたい)の花です。雌しべと雄しべが一緒にいます。なので、この一株で自家受粉できますが、できれば違う個体同士で受粉はおこなうほうがオススメです。なんというか、同じDNA同士で掛け合わさるので血がこくなっちゃうんですね。種ができたとしても発芽率が悪かったり病気にかかりやすかったりするそうです。種もできにくい。。。でも可能性はゼロではないので、そのことを理解したうえで受粉させるのはいいんじゃないかなとおもいます!
5月
Tephrocatctus geometricus【テフロカクタス・ゲオメトリクス】


今年の3月に我が家にきたゲオメトリクス。来た時は、まだ未発根でシオシオでしたが5月に入って根っこが出たのか徐々にシオシオが少なくなってきました。と同時期くらいから頂点付近に赤い変なものが….一瞬、変な虫ついたっ!と思もったら花芽でした….笑花芽も徐々に大きくなっています。ゲオメトリクス自体結構気持ち悪いなって思っているんですが(ゲオメトリクス好きですよ!気持ち悪さ含めて好きです!)花芽のでてきかたが更に気持ち悪くて….皮膚を突き破るように出てくるんですね….。
※すいません勉強不足でした!花芽ではありませんでした!正しくは新しい節でした。
花芽と思っていたところは実は、新しい節でした。疣(ユウ・いぼ/刺が出てくるとこ。)に特徴が出てきてやっとこれは花芽ではない!って気づきました…。特徴っていうのは、白くフワフワしたとこです。白くフワフワしてるとこが刺座なんですね。一つ勉強になりました…!!


ゲオメトリクスについて書いた記事です!こちらも合わせて読んでいただけたら嬉しいです!
Euphorbia obesa【ユーフォルビア・オベサ】




オベサも雌雄異株。こちらが雌株です。
雌しべはなかなか地味ですね。。この先端のクルってなってる部分に雄しべの花粉をつけてあげれば受粉します。受粉は、雄しべを直接雌しべに付けてもいいし、綿棒とかで花粉をつけても受粉します。そんなに神経質にならなくても、雌しべに花粉がつきさえすれば種できます!
Zamia【ザミア】




いつの間にか新芽が出ていました!すでに葉の特徴が出ていますね。
冬に寒さのせいで、葉を結構な数落としたのと枯れたのがあったので新芽は喜びがひとしおです!
我が家ではザミアの冬越しには厳しい環境なのかもしれません….今年は手を考えなければなと新芽を見ながら考えた次第です….笑
Euphorbia horrida【ユーフォルビア・ホリダ】




小ちゃい細かい花芽が大量に出てきます。我が家では年に2~3回、今の時期と秋、調子が良ければ春先の3回芽吹きます。今年も順調に育ってくれそうです!
6月
Schizobasis intricata(シゾバジス・イントリカータ)




可憐な可愛らしい花を咲かせてくれました!
イントリカータの花は雌雄同体なので自家受粉ができます。
どうやら、イントリカータは直射日光が苦手なようで明るい日陰で気持ちよく育ってくれます。球根部分に水枯れサインがでるので水やりのタイミングもすぐにわかります。大型にならないのでマンションやベランダ栽培にもってこいです!
7月
Schizobasis intricata(シゾバジス・イントリカータ)




先月開花したイントリカータがどうやら自家受粉していたようでタネができました!我が家に来てから初のタネを採取できました。近々種まきをしようとおもいます!
Dioscoreaceae elephantipes(ディオスコレア・エレファンティペス/和名:亀甲竜)




亀甲竜が休眠期に入りました!
2週間くらい前から葉っぱが枯れ始めてようやく完全に枯れたので断髪式?しました。完全に枯れきらないと、きれいに切れないので、完全に枯れきってから切るようにします。
アフリカ亀甲竜は冬型で秋口に休眠から覚めるんですが、休眠といっても浅い眠りのようで2週間程度に一回は軽く水やりをおこなっています。
8月
Leuchtenbergia principis(レウヒテンベルギア・プリンキプス/和名:晃山)










ついに!晃山の花が咲きました!一番最初に蕾をみつけたのは7月下旬なので蕾をみつけて約3週間後に咲いてくれました。花の香りが強くて驚きましたが、いい香りで心地よいです!
我が家にはもう一株晃山がいるので他家受粉できたらなと考えています。その模様はまたどこかでお伝えしたいと考えてます!
Dioscoreaceae elephantipes(ディオスコレア・エレファンティペス/和名:亀甲竜)






断髪式を行なったのが7/18日なので、約1ヶ月で休眠から覚めたようです。。。休眠したのかな?ってくらい短い休眠でした。。。急に涼しくなったからでしょうか。。去年は9月に入ってから新芽が出たんですが、今年は1ヶ月くらいはやく芽が出ました。新しく芽が生える前に植え替えしたかったのですが間に合いませんでした。しょうがないので、根っこはいじらず植え替えしようと思います。





亀甲竜の特徴や植え替えについても書いたので、亀甲竜に興味がある方は是非!!
9月
Leuchtenbergia principis(レウヒテンベルギア・プリンキプス/和名:晃山)



今回紹介する晃山は8月に紹介した、晃山とは違う株です!
こちらの株は綾が太くてがっしりしています!


8月に入って蕾を発見しました!






約1ヶ月後に開花しました。。なかなか開花しないのでヤキモキしましたが、無事咲いてくれました!前回紹介した晃山より黄色が強くて花にボリュームがあるように感じます!
受粉してみよう!



8月に咲いた晃山の花粉を使った他家受粉と、自家受粉させます!
サボテンの受粉に関しては今回が初めてです!


前回採取したものを、冷蔵保存していました。。が、枯れ枯れです。。受粉できるか分かりませんが、物は試しなのでやってみます!
※花粉は採取してから有効なのは1週間程度みたいです。


受粉する場合、雄しべを採取して雌しべにチュンチュんと付けるのみ!。。のようです!





中心にいるのが、雌しべです。こんなんで花粉がついているのか不安になりますが、、実がなるのを期待して待つことにします!



実ができたら記事にするのね!
はい!今回はここまでです!開花や新芽がでてきたらまた更新していこうと思います!
読んで頂きありがとうございました!
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