我が家の植物紹介【Dioscoreaceae/ヤマノイモ科】
【ヤマノイモ科・ディオスコレア属】
光：○/水：○/耐寒性：△/原産地：南アフリカ
アフリカ亀甲竜は冬型で夏は休眠期。
ただ休眠期と言っても眠りは浅くサボテン科に比べメリハリはあまりない。株が幼い（小さい）ほど、はっきりとした休眠期がないように思われる。
成長期には、塊根上部から蔓状のものが生えてきて休眠期には落葉して枯れる。この蔓状のものは、塊根部分が大きく成長するに従って太く大きくなる。
蔓の生え際は意外と弱いので支柱などで支えを作ってあげると亀甲竜の負担を軽減できる。
雌雄異株なので、受粉には雄株と雌株が必要。タネは流通量も多くネットで手に入る。発芽率も高い。
亀甲竜の魅力でもある、塊根部分の割れ目は個体差がありコレクションしても楽しめるし、これぞ！という割れ目をみつけてじっくり育てるのも楽しい。
光：○
光は好き。でも直射日光は苦手。本来亀甲竜の塊根部分は地中に埋まっていて直射日光に晒されないことと、塊根部分は水の貯蔵タンクのため直射日光が当たると煮えて腐ってしまうので、直射日光が当たらない明るい場所で育てると機嫌良く育つ。
水：○
基本的に成長期には水をほしがる。我が家では、亀甲竜に関しては塊根部分を触って水やりするかどうか決めていて、触った時（若干押す）に張りがなければ水やりを行う。成長期になれば葉っぱ含め蔓部分が水やりのバロメーターになってくれる。
写真みたいに摘んだ感じで軽くギュッと力を入れて確認してみる。水がなくなった時と、水がじゅうぶん蓄えられている時では感触が違う。
ROCK PLANTS以前、錦珊瑚という塊根植物を水やりのしすぎで腐らせてしまいました。
その時は、初めての塊根植物というのもあり触診は全くしてなかったので、張りのある（水が十分ある）状態か、張のない（水が足りてない）状態か気にせず水をジャンジャンあげていました。。結果腐れてしまいました。その失敗から塊根系は触診を行なってから水やりするようにしています！
耐寒性：△
冬型といっても、寒さに強いわけではなく10℃以下になる場合は室内に取り込んだ方が安全。
我が家は一年中室内の窓辺で過ごしている。光の入る場所があれば亀甲竜は室内でも元気よく育ってくれる。むしろ室内の方がいいのでは…？とさえ思う。
成長記録
ROCK PLANTS亀甲竜が我が家に来て2年経ちましたが、当初の写真が全くなくないのです…。なので成長記録よりも今の亀甲竜の様子をお伝えしたいとおもいます！
蔓の成長は止まっているけど青々していて、まだまだ水も欲しがる。
蔓が完全に枯れて休眠期に入った状態。
断髪式後。
完全に蔓が枯れきったら取り除いてあげる。
植え替え。
今年は約1ヶ月の休眠期でした。休眠が明ける直前で植え替えしたかったのですがタイミングが合わなかったので、根っこをいじらず植え替えします！
根っこはいじらなくても健康チェックはおこないます！根っこの生え際（赤丸部分）、塊根全体を触りながら腐りはないか確認します！
小さいほうも植え替えします！こちらも触診して腐りがないかチェックします。
ROCK PLANTS腐っていたらブヨブヨするんです！変色していないかもチェックするんです！
底石・肥料・を入れた後に亀甲竜をセット。
根っこが隠れるくらいまで土を投入！
土の部分は根っこが隠れるまで。
土の上から富士砂投入！塊根部分を1/4程度みせて、あとは富士砂で覆う。
ROCK PLANTS塊根部分をもっと土から出して見せることもできますが、ROCK PLANTSは隠しちゃう派です。なので、今回は塊根部分に多孔質の富士砂を使用してみました！
すでに成長期に入っているので、植え替え直後に水やりをおこないました！
蔓が植え替え当初は、10㎝だったのが約30㎝に成長！どうやら順調のようです！
碞本当はもうちょっと塊根部分隠したかったのね。。。
ROCK PLANTS植え替えには心残りあるものの順調に成長してくれているみたいなので、ひとまず良かったです！そろそろ支柱のことも考えないとな。。。と思ってます！それはまたの機会にご紹介します！
ということで、今回は亀甲竜でした！
また動きがあればご紹介していきたいと思います！読んでいただきありがとうございました！
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